小学生のころ、近所の川に祖父と釣りによく行った。
ハエ(オイカワ)の毛針釣りだった。
#大分では、オイカワのことをハエと呼んでます。
釣ったハエは、祖母が料理してくれた。
僕にとって、釣りは大好きな祖父母との大切な想い出。
同じ時期、釣りキチ三平の連載が、少年マガジンではじまった。
夢中になって読んだ。
夜泣き谷の怪物、毛針山人、そして、O池の滝太郎。。。毎週が楽しみでわくわくしていた。その後もリアルタイムで読み続けた。
最終回の一平じんさんが亡くなった話(コミックを持っている)は、祖父の死と重なって涙が出てきた。
平成版の三平君の話が始まり、コンビニで手に取り、読み出したら止まらないので、つい買ってしまった。
三平君はいつまでも変わらず、子供のままだし、その周囲も変わらず(だから一平じいさんの死は衝撃的だったのだ)。普通に考えれば、突っ込みどころが多くて苦笑いしてしまうところだが、逆にこれが釣りキチ三平の魅力じゃなかろうか...と思ってしまう。
昨日(3/20)、ついに実写版の釣りキチ三平が封切りされた。
主人公の須賀健太君はぴったり嵌っている(と思いません?)。
姉がいるとか設定が少し違うし、魚伸さんの塚本高史が少し若いかな...とも思うが、見た感じはまあまあいけてるかな?
ストーリーは少し違うんだけど、それでも原作と違いすぎると批判されることはないのではと思う。普通のマンガと違って、釣りキチ三平の『精神』がきちんと表現されていれば、三平君と違和感無く重ね合わせることが出来そうな気がする。
さて世間の三平君ファンの評判は如何なものだろうか?(心配...)
悪くないことを切に願う。。。
上映中に足を運べるかわからないけど、DVDは買いたいと考えています。
釣りキチ三平 
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