今年の8耐は、雨に翻弄されたレースだった。
私は、講座の講師としてサーキットに来ていたが、雨雲レーダを基に雨の間隙を縫うように講座受講生のみなさんと撮影した。
雨と晴れの繰り返しのため、従来とは変則的な撮影時間ではあったが、多くの場所で撮影できて満足していただけた...かな?(^^;
今回、撮影したのは、普段のカットではなく、作品としての個人的な嗜好性を全面に出した作品と言えます。
荒々しさをより(心の中の冷静さや)静けさ、寄りよりも引きというのが好み。
今回、そんなに多く掲載できるほど撮影していないが、とりあえず、その中から2枚をここに掲載します。どちらも引きの写真です。
激しい雨が1時間ほどで去った後、太陽が顔を出す。
陽光を受けて、芝がクリアな輝きを放つ。
背の高い芝の中を走るマシンが遠くに見えた。

強烈な雨を抱えた雲が西の空に見えてきた。
次第に光が落ちて暗くなる。
通常の露出では適正に写らない。
その雰囲気を伝えるために、敢えてISO感度は上げていない。
ハイライト(白)が浮かび上がる。。。
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