モータースポーツフォトグラファーの楽しみ三昧な写真人生を綴る。

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2009年F1日本GP考 2009年10月04日

 2009年のF1GPは鈴鹿サーキットに戻ってきた。
 前回開催から3年という時間が経過しているなんて信じられない。
 久々に鈴鹿を走るF1への期待は大きかったのだが...
 3年という時間は、もしかしたらF1に大いなる変化をもたらしたかもしれない。
 
 あまりにもお粗末なレースだった。
 確かにマシンのドライビングは昔に比べると難しくなったかもしれない。
 それでもクラッシュが多すぎるのではないか?
 グロックの不可解な(?)クラッシュは別として、アルグエルスアリのクラッシュ2回。そしてそして、ブエミのクラッシュ2回にヘイキのクラッシュ1回。
 いずれも経験不足、学習効果なし、意識へのコントロール不足...そんな印象であった。
 確かに、一部のドライバーからは、ランオフエリアの拡張と舗装の必要性という意見も出たが、大方の言葉はドライビングミス。
 鈴鹿サーキットは確かに難しく、ミスに対する許容度の少ないサーキットではある。だからこそ「チャレンジングで最高のサーキット」という名誉をドライバーから与えらた。
 今回のミスから起こったクラッシュへの対処として、安易にランオフエリア拡張や舗装(舗装は2輪にとって非常に危険なのである)で対処する前に、若手ドライバーの技術や意識の変革をすべきだと感じる。

 断っておくが、安全性については常に最善を尽くさなければならないと思っている。
 それについては疑う余地はない。
 94年にアイルトンセナを失った時、安全性について慢心してはならないと誰もが心に刻んだ。
 それまで、『F1は安全になった。大きな事故が起こっても今の安全性のレベルなら死者はでない』という安心感にどこか浸っていた。その気持ちを見事に打ち砕かれ、(安全性への)追求の手を緩めてはならない事を学んだ。
 F1は常に危険性と隣り合っているのは、誰もが認識している。その危険性と(安全性)のバランスをいかにとるかだれもが苦心している。しかし、だからと言って新人達が安全に走り易くするために、ランオフを舗装にした方がという意見等は、F1という最高峰のレースをレベルの低い連中に合わせろと言っているわけで、そんな緩いレースを誰が見たいというのだろうか。

 今日のF1は20年前に比べるとスピードに対するシビアな対応が必要なのかもしれないが、昔のドライバー達、現在のベテラン達はしっかりと対応している。こういう未熟とも言えるアクシデントでレースに水をさすようなら、スーパーライセンスの発給も慎重に考えるべきではないだろうか。今回のトロロッソのマシンの仕上がりは素晴らしかったのに、そのチャンスを生かせないドライバーにシートを与える必要はないと思うのは私だけだろうか。
 一体今回のトロロッソはどれくらいの出費をしいられることになるのか...


 これだけクラッシュが多かったのにも係わらず、サーキットの対応は素晴らしかったと思う。
 身びいきの部分はあるのかもしれないが、TV画面から見ていてだが、その判断、無駄のないオフィシャルの動き、どれも賞賛に値するのではないか。
 レースはこのような裏方に支えられて初めて成立するものであり、長年の歴史のなせるワザと言える。

 Webmaster
 いや、まあね、昔もどうしようもない下手なドライバーはいましたが、こういうことにはならなかった。
 やっぱり、それだけドライビングが難しくなったという事なのですかね。

 個人的な、本当に個人的な気持ちであるが...
 ブエミには、私は、最低の評価をつけざる得ない。
 ブエミなんぞにシートを与えず、シーズン初期に佐藤琢磨選手にシートを与えていれば...今からブエミをおろして佐藤琢磨選手にシートを与える事はできないか?彼なら、おそらくクラッシュをすることなく、鈴鹿凱旋として色を添え、素晴らしいF1になったように思うが、すべては「たられば」。空しい。

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コメント
No title
公道を閉鎖してのレースの絶対的な安全性に関しての是非は別として、
マッチするスピード、危険性への意識が各ドライバーに刻み込まれていると思うんですよ。
だから危険だけど経験がないと遅いわけで、
あそこで蛮勇をふるうと今回のようなクラッシュ回数ではすまないことがわかっているから
抑止が効くのでは。

鈴鹿は、経験の少ないドライバーが、今回のトロロッソのように
できが良くてダウンフォースの効いたマシンを手にすることで、
一瞬彼らの能力の許容範囲をオーバーし、
高速の難コースとぎりぎりのエスケープが牙を剥いたのではないでしょうか。

 #例えは悪いけど、子供に刃物を持たせる(極論ですが)というイメージが思い浮かびました。

フリーの最中にそのギリギリを見極めて(時にはクラッシュもするだろう)
本番ではしっかり決める。その技術がないとF1ドライバとは言えないと思うんですよね。

 #2輪はクラッシュしてはダメですが。クラッシュするかしないかギリギリのところを
 #極める能力が4輪以上に必要なわけで、刀の刃渡りをしている感じですかね...

 #91年、ベネトンを駆るシューマッハが、130Rの出口、立ち上がりでクラッシュ
 #したけど、彼はそこで限界を掴んでいましたね。
 #内緒ですが、130Rでのクラッシュを見た時、まだケツが青いと思いましたが
 #その後の走り、S字や130Rを生で見て、すごい新人が出てきた...と素直に脱帽しました。
 
 

2009/10/07(水) 16:25 | URL | Webmaster #kSi.wH62[ 編集]
No title
Ciao!!

F1については小生のBlogでエラソーに口上してるんではしょりますが、モナコやマレーシアみたく公道閉鎖してのレース、どう考えているんですかね。

…一応小生2輪メインの活動ですが、やっぱ見てしまいますね、性でしょうか。

ベルシティで熱田護氏の写真展(A.セナを被写体とした)されていました。展示が雑で呆れましたが、それ以上に見学者のマナーが悪く、悲しくなってきました。


MFJ-GPですが、未だ"行けたら行く"程度です。
2009/10/07(水) 14:57 | URL | 嶋村 就 #u/eewf9U[ 編集]
No title
かもヤンさん、どうもです。

かもヤンさんにいわれる通り、レースは抜きつ抜かれつつ、というバトルが最大の魅力なわけです。
そこに唸るような戦略が加わった時、まさに「芸術」と感じるレースが出来上がるわけですね。
ですから、今日のF1は録画だと、まったく見る気がしなくなる気持ちもよく理解ができます。
愚痴も、さもありなん...という感じですね。


このエントリは、あくまでも「レースファン目線」で書いたもので、
見事なヴェッテルの走りには感嘆しましたが、あとはね...

レベルは、全てのドライバーが下がっているとは思わないのですが、(アロンソやライコンネンは、素晴らしいと思いますよ)
なにせ、今回のような「クラッシュパレード」をやらかすようなレースを見た事ないですから、
昔は、分をわきまえていたのか、マシンを壊したら首だぞ!という感じでまずは安全に完走することを第一義と考えていたので下位のドライバーも変に責めるような事をしなかったと思います。
今回のトロロッソのマシンの好調さに、新人君達はコントロールし難いマシンで難コースを走らせれて、自分たちのレベルを露呈した...ということですかね。
ヘイキももう少しやれると思ったのですが(ファーミュラニッサンの時は見事だったけどなあ)...ルノー、マクラーレンと走りを見るとF1で走り続けるにはもう少し修行が必要なのかも...
2009/10/04(日) 22:01 | URL | Webmaster #kSi.wH62[ 編集]
No title
TeitterのTLにお邪魔してますkamo_yanです。
今日のF1は録画して観ました。

やはりパイロットのレベルが下がっているのでしょうか?
たびたびの黄旗でレース全体のリズムが悪く、途中で観るのを辞めてしまいました。

サーキットのモータースポーツは、マシンパワーに戦いも興味が有りますが、
素人の僕は、コーナーでの駆引き(バトル)が面白いく、レースの魅力と感じています。

ちょっとした愚痴コメントでした。
2009/10/04(日) 21:33 | URL | かもヤン #-[ 編集]
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Joppaこと鈴木雅雄は、日本レース写真家協会 前会長(第4代会長として18年間JRPAの会長職を担う)。しかしながらその実態は...釣り好きで面倒見の良い『焼酎好きなおっさん』。


そしてブログを管理しているWebgpe.comのWebmasterこと原田祐司は、Joppa師匠の弟子。
ロードレースプレスカメラマンでMac好きな『おにいさん(°°)☆\(--メ)バキッ!
...もとい、おっさん』です。

2人とも鈴鹿サーキットレースフォトグラファー体験講座講師でもあります。

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