
夜中にベランダへ出ると、上弦を少し過ぎた月が西の空に沈もうとしていた。
赤い月は見ていて不吉な感覚に陥る。天変地異、特に地震の前触れとも昔から言われている...
そう言えば、阪神淡路大震災の前にもこんな赤い月を見たと言う人がいましたが、
実際には科学的根拠は全くないはずです。。。
#むしろ地震雲の方がまだ何となく納得できるかも...
月が赤く見える理由は...
緑~青の短波長の光は、大気中の微粒子で散乱されやすく、大気を通過する距離が長くなればその影響を受けます。
一方、長波長の赤い光は散乱しにくいので、通過距離が長くても目に届きやすくなります。
赤く見えるケースは、月が昇ったばかり、または沈む前の地平線近くでよく見られます。
それは天上近くの大気より地平線近くの方が通り抜ける距離が長くなるからです。
(月食の時には、天上付近でも赤く見えますが)
「赤い月」とグーグルで検索すると、検索ワードとして、理由、なかにし礼、地震。。。と出てきます。
理由を知りたいと思う人はたくさんいるようですし、地震の前触れとして恐れる人も同様にいるのでしょう。
話は変わりますが、今年の『中秋の名月』は9月22日だそうです。
秋の夜長を名月と秋の虫が唄う声で味わいましょう。
でも写真を撮るなら、満月よりこれくらいの月を狙うほうがいいですよ。
蛇足。
なかにし礼の「赤い月」ですが、旬(?)の伊勢谷友介がでています。
伊勢谷友介は、実写「あしたのジョー」の力石を演じることになっています。
彼は役作りのため、3ヶ月で体重を10kg落とし、体脂肪も3%程度まで落としたそうです。(wikipediaより引用)
役者根性を感じさせる伊勢谷友介と力石のイメージが私には重なり、その姿が想像できます。
そういう点でもこれは上手い配役といえるかもしれません。
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